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手順がすっごく簡単で美味しいレシピが200個詰まった最高傑作です!
・100%身近な食材でつくれる
・「ほんのひと手間」をかけるだけの簡単さ
・時間がかかり過ぎる工程なし
・疲れるような工程なし
そんなプリンの作り方を最近ずっと研究していました。
どうもはらぺこグリズリーです。
少しプリンについてお話させてください。
まず筆者はプリンが大好きなんですよ。
なめらかな口触り、種類によって異なる甘さ、絡み合うカラメルソースのアクセント。
バリエーションが豊富なのもいいですよね。
クリームプリン、かぼちゃプリン、焼きプリン。
お菓子屋さんのプリン、市販品のプリンも好きですね!
以前「アガー」(ゼリーの素)を利用して簡単にできるプリンをつくったことがありました。
www.cheap-delicious.com
確かに簡単かつ美味しいプリンはその時完成しましたが、アガーの特性にかなり助けられたレシピとも言えます。
また「つくるのが簡単」であっても「買いに行くのが大変」では結局±0なのでは。。。?
その事実に気づいてしまうと、もう居ても経ってもいられなくなりました。
「アガーなしで美味しい簡単なプリンをつくる!」
そして常々感じていたプリンへの不満も解決できることも目指しました。
「自分で作るプリンの"なんか物足りない感"をなくす!」
「プリンをつくる時の"大変そう感"をなくす!」
今回のプリンは、というかレシピ開発は今までとかなり違った大変さがありました。
まず使える材料を「卵」「牛乳」「砂糖」だけに限定しました。
そして絞った分、やはり苦戦することになりました。
いかに「ほんのひと手間」を重ねて美味しくできるか
それを見つけ出すため、思いつく工程をひたすらに試行し続けました。
火加減、火を消すタイミング、水の投入タイミング、牛乳の注ぎ方、
混ぜ方、冷やし方、卵の混ぜ具合、温め方、濾過…
中には手間をかけた分、おいしくなった!という工程もありましたが、それでは意味がないと思っていました。
あくまで「ほんのひと手間」でなければ今回の挑戦には意味がないのです。
少しだけ手を加えることで、ほんのちょっとの工夫で、美味しいプリンを作る。
「卵、牛乳、砂糖」だけ使って、美味しいプリンを作る!
果たして無事、プリンのレシピが完成しました。
ちょっと今回は自信作です。
どうかお試し頂ければと思います。
材料・費用
★プリン
1、牛乳 300cc 40円
2、卵 3個 54円
A、砂糖 40g
★カラメルソース
①水 大さじ1
②砂糖水 (水大さじ1+砂糖40g混ぜたもの)
計、94円
以上が材料となります。
ではさっそくプリンの作り方!…といきたいのですが、その前にカラメルソースをつくる時、プリンをつくる時のポイントがそれぞれあります。
カチカチでスプーンの通らないカラメルソースを防いだり、
『滑らかで本当に美味しい』プリンをつくるために必要なこと
になるので参考にして頂けたらと思います。
カラメルソースを失敗しないで作るポイント1!
材料、調理器具は準備万端にしておく
加熱中に軽量スプーンを引き出しから取りしたり、水の量を計ろうとしたりすると、けっこうテンパってしまいます。
筆者は先日慌てた結果、見事に鍋ごとぶちまけるという失敗をしました。
カラメルソース作るところを写真採ろうとして鍋から手を離した瞬間にぶちまけました。。 pic.twitter.com/3PGLySlAp4
— はらぺこグリズリー@レシピ本大賞受賞 (@cheap_yummy) 2018年3月8日
特に、火にかける前に必要なものは全て準備しておきましょう。
砂糖を火にかけてからカラメルソースができるまでは、本当にあっという間です。
計量カップなどをその場で探していた一瞬が失敗に繋がることも。
砂糖と水だけで作れるため、わりと簡単なイメージが強いカラメルソース。
しかし、確実につくるためには準備を万全にしておきましょう。
・水大さじ1(途中で入れる用)
・砂糖水 (先に作っておくと、加熱中に混ぜる手間を省ける)
カラメルソースを失敗しないで作るポイント2!
最後に水を徐々に入れる
カラメルソースの失敗と言えば固まってしまい、カチコチにしてしまうことです。
「さあ食べよう!」とカラメル部分を混ぜようとしたら「コツン」と音が。。。
こんなに悲しいことはありません。
また「カラメルソースが上手くできる時とできない時がある」場合、火の入り方がその都度違うのが原因です。
以下の要領で毎回火の入り方を一定にすることができ、絶対に失敗せずに毎回確実に100%美味しいカラメルソースができます。
・カラメルソースが固まる寸前まで加熱した後に、大さじ1の水を徐々に入れる。
★カラメルソースの作り方
1、鍋に砂糖水を入れて中火にかける
2、カラメルソースの色になり、泡がたってきたら、火を止めて水大さじ1を徐々に入れる
3、プリンの型に流し込み、ラップをして冷蔵庫に入れる
これでカラメルソースは完成。
次はプリンですが、こちらもポイントを紹介していきます。
美味しいプリンを作るポイント1!
牛乳は温めておく
牛乳をレンジで温めるだけで全然手間ではないのですが、
「この一手間でここまで変わるとは!!」というくらい違ってきます。
なめらかで美味しいプリンになってくれます。
食べた時に舌触りが格段に良くなり、食べ比べると一目瞭然!
これは牛乳を暖めることで卵と混ぜた時に
「卵の黄身の油分、卵の白身の水分、牛乳の水分」
をしっかり乳化させられるからです。
とにかく温めた牛乳でプリンをつくると美味しくなるということです。
明らかに美味しさが増すので是非温かい牛乳を使ってみてください!
美味しいプリンを作るポイント2!
裏ごしを3回する
裏ごしによって、さらになめらかな味わいになります。
特に3回裏ごしするのがおすすめです。
1回濾すよりも、3回濾すことでさらにきめ細かくなりってくれます。
粒も消えますので食感が良くなり、味にムラもできにくくなります。
裏ごしと聞くと面倒そうですが、プリンの裏ごしは凄く簡単です。
かぼちゃの裏ごしなどと違い、蒸す前のプリンは液体なのでただ液体をこし器、もしくはザルに通すだけ。
10秒あれば1回できます。
これも大した手間ではないにも関わらず、効果は絶大なのでぜひ3回やってみてください!
★プリンの作り方
1、牛乳300ccに砂糖40gを入れて電子レンジ500wで1分30秒加熱する。加熱したらよく混ぜる。
2、卵3個を溶いて溶き卵を作り、加熱した牛乳を混ぜる
3、ザルで3回濾して冷蔵庫で冷やしたプリンの型に入れる
4、鍋にプリンの型の半分が浸るぐらいの量の水を入れて沸騰させる
5、蓋をして弱火で8分~12分蒸す
6、鍋から取り出して粗熱を取り冷蔵庫で半日冷やして完成
あとがき
一口食べてみると「う、旨い、、なめらか!!!」
という完成度まで何とか持っていけたと思います。
改めて今回のレシピを見ると、このブログのコンセプトそのものですね。
「高くて旨いは当たり前、安くて旨いが一番いい」
同じように
「作るのが大変で美味しいのは当たり前、簡単で美味しい方がいい」
に決まっています。
美味しいものを作るからと言って、必ずしも特別なことをする必要はないのだと思います。
今回のプリンだって、
「一見手間だけど、やってみると10秒程度でできるし全然手間じゃない!」ということを組み合わせだけです。
「美味しいものが安く、簡単に食べられる方法は絶対に存在する」
それはおそらく確かだと思います。
もっともっと、そんな料理をつくっていけたらな、とそう思います。
まあ真面目な話はこれくらいにしておいて。。。
ほんっとにおいっしい!!
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